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ちゅぱお と ちゅぱみ と ちゅぱろう - へっぽこ父さんの育児日記 -

1歳児くんと兄妹のわんぱく日記。 でも、稀に趣味日記も書きますよ^^

父の葬儀から10年  


おとさんの父は、2008年9月11日に亡くなった。
あれからもう10年も経つんだね。ほんと、時が経つのは恐ろしいほどに早い。
71歳で亡くなった父。生きていれば今年81歳。相当なおじいちゃんだ。

当時、ちゅぱおは3歳8ヶ月、ちゅぱみは満2歳だった。
おじいちゃんとの思い出…、おチビちゃん過ぎて、そうそう無いだろうね。
お盆とお正月くらいで、そんなに長く深い時間も作れなかったしね。
それでもちゅぱおは、おじいちゃんを覚えているそうだ。

ちゅぱろうは、おじいちゃんが “唯一会っていない” 孫。
うちの親族間で7人目の孫であり、未来を担う、一番小さな希望の光。

父の没後10年目という節目の今年のお盆に、6年ぶりに帰省できたのは、
我が子ちゅぱろうが生まれ、作ってくれた機会だったのだろうか。
唯一会っていない孫が、おじいちゃんとの機会を作るって、何か運命的だね。

この10年。楽しいだけではなく、辛く苦しい時もたくさんあった。

子供たちが幼稚園、小学校、そして中学を迎えるまで費やした期間。
自分はどれほど “大人” そして “父親” として成長できたのか、甚だ疑問だ。

いつも思う。今まで自分が見てきた大人と比べて、いかに自分が幼稚かを。

自分の知っている大人は、もっと大人だ。もっとしっかりした立派な存在だった。
何というか、揺るがない安心感というか信頼感を感じさせ、
ただ年齢だけが高いのではなく、本当の意味での大人だったように思う。
子供は、ただ子供として無責任に遊び呆けていた…気さえする。

うちの両親は立派だ。わんぱくな男子4人兄弟を育て上げ、みんな所帯をもった。
そして孫に恵まれ、ちゃんと良きおじいちゃんおばあちゃんの人生を迎えた。

おとさんは、ずっとずっと自分の親を尊敬している。本当に立派な親だと思う。
自分の親と同じ年齢に達しても、きっと自分は全然頼りないだろうな。
これってどの年代であっても、皆そう思うのだろうか?

いつまで経っても辿り着けない気がするけど、それでも我が子に対しては、
いつか自分もそうした立派な親になりたい、
いや、立派だと思ってもらえるような親になりたい、と思っている。

自分が父親という立場になって約14年。父さんが他界して10年。
こうして代が移り変わり、いずれちゅぱおも大人になり、父親となるだろう。
ちゅぱろうが父親になるには、少なくともあと20年は必要だな。

20年後、自分は一体どのようなおじいちゃんになっているのだろうか…
息子、娘、そして孫を前に、良きおじいちゃんになれているとしたら、幸せだな。

ふと、そんなことを想う今日この頃でした。

父さん、そっちでのんびりとしてるかい? こっちは日々バタバタしてるよ^^;
それでも元気でやってる。だから心配しないで、な。

いつの日かまた、一緒に呑む日を楽しみにしているからね。



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