ちゅぱお と ちゅぱみ と ちゅぱろう - へっぽこ父さんの育児日記 -
1歳児くんと兄妹のわんぱく日記。 でも、稀に趣味日記も書きますよ^^
人生のステップ 
2008/09/27 Sat. 11:11 [edit]
父さんの葬儀から2週間が経った。
本日9月27日は、実は父さんの誕生日。
享年は数え年で71歳となったけど、今日、満年齢でも71歳となった。
人生最後の2週間を終え、最初の2週間で誕生日が来るなんて、
ほんと人生って無情だね…
あれから私の夢には、しばしば母さんや兄弟家族ら、肉親が登場する。
外目には “もう大丈夫、元気だよ” という体を示していても、
自分が意識しない心の内では “その逆” ということなのだろうか。
「寂しくない」 と言ったら、そりゃウソだよ。
でも、そうした日々を重ねて、普段の日常を取り戻していくしかないんだ…
先日のお休みの日に、家族で久しぶりにドライブをした。
目指す目的地は、まだ結婚する前に私が初めてこちらの県を訪れた時に、
奥さんに連れて行ってもらったビーチ。もう7年ぶりぐらいになる。
言うなれば、私にとっての出発地点ってところだ。
車で約2時間。当時、一緒によく聞いていたジュディマリなんぞを流し、
夫婦でいろいろと話し、また親子でもいろいろと話した。
美味しいものを食べ、素敵な景色を眺め、本当に楽しいドライブだった^^
私の心が、そういった癒しの時間と空間を求めていたのだと思う。
そんな中、いつの間にかおかさんに写真を撮られていた。
私と子供たちの後ろ姿。

今、あらためて思い返すと、父さんは四人の息子たちに、
“同じ男として” 大きな背中をずーっと見せ続けてくれていたことに気づく。
これは男の成長過程において、とても大事なことだ。
父さんは家を3回も建て、その間に四人の子供を成人させ、巣立たせた。
だからといって仕事ばかりに捕らわれず、家族は常に一緒だった。
自分が大人になり所帯を持った今、それがいかに大変なことなのかがよく分かる。
一家を背負う大黒柱。それは内にも外にも頼りとなる、家庭の精神的な支柱。
そういった “力強く心強い存在” がいてこそ、家族は健全に育まれる。
いつか私も、自分の子供たちに大きな背中を見せてやらなければならない。
中身が備わった存在感の大きい背中となるまでには、まだまだ長い時間が必要だ。
それでも、自分の人生を賭けて大きな男となり、子供たちに見せてやろうと思う。
特に息子には、私よりも、父さんよりも、より大きな男になってほしいから…
よーし、ガンバロー! 悲しさ、寂しさはお腹いっぱい味わった。涙はもう十分だ。
笑顔になって、一緒にカッコイイ男になろうぜ、ちゅぱお^^
新しい一歩を力いっぱい元気に踏み込んで、さらなる未来へジャンプだ!!
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category: 雑記 - 少しまじめに語る
コメント
お返事、遅くなりました><
bennymamaさん…
どんなお返事を書いていいか分かりませんでした^^;
すごく遅くなってごめんなさい。
日々、楽しく過していますよ!
私もおかさんもちゅぱおもちゅぱみも、みんな元気です♪
でも胸にはポッカリと穴が開いているんですよね…
だけどその穴って、どこに、どんな風に開いているのか、分からないのです^^;
だから、自然に埋まっていくのを待っていようと思います。
無理をしてどうなるワケでもありませんからね^^
摂理として年齢の順に生き、人生を謳歌し、そして世を去るのが自然です。
広い世の中、さまざまな運命によりその摂理に添えない人生を歩む方もいる中で、
子よりも先に旅立つこと、また親をしっかりと見送ることは、
相互に最後の “孝行” と言えるのかも知れません。そう思うと幸せですよね。
…なんか、偉そうなこと書いていますねw すみません^^;
さぁくよくよせず、前を向いて歩いていかねば! 人生はまだまだ長いんだ。
私もbennymamaさんもいわまんさんも、それぞれ違う人生を歩んでいますが、
楽しく幸せな毎日を、愛する家族と共に築き、歩んでいることは同じ。
楽しいばかりの人生など無いけれど、でもいつも笑顔を忘れずにいきましょう!
おとさん #- | URL
2008/11/15 16:41 | edit
今頃ですが、、、
今頃ですが、、、、コメントします。
おとさんの記事、胸が苦しく、涙が出るので、すごくゆっくり、少しずつ拝見しました。
そしてコメントを書きかけて、何度もやめました。
・・・なんかね、言葉が捜せないのですよ。
いくつもの試練を乗り越えて、歯をくいしばったりしながら、その気持ちで子供たちをぎゅっと抱きしめて、大人になり、親になっていくんですね。
おとさんがお父様から受けた愛情をそのまま、子供たちに同じようにきっと伝えていくのでしょうね。
ちゅぱおくんもちゅぱみちゃんも素敵に育ってますもんね。
運動会、楽しかったようですね。
わたしがまだ胸が苦しいくらいですから、きっとおとさんも時折ぐーっと胸が苦しい思いをされるときもあるでしょうけれど、記事から笑顔が見えました。
ほっとしました。
私もいつかおとさんといわまんさんといろんな話がしてみたいです。
おとさんのご家族といわまんのご家族でおとさんおすすめのキャンプ場で星を見ながら。。。かな?(笑)
では。
bennymama #- | URL
2008/10/29 02:59 | edit
こちらこそありがとう^^
いわまんさん、コメントありがとう。
とても嬉しかったです^^
私は父親を失うことで、自分がどう成長したのかまだ分かりませんが、
でも何かが成長していないと、人生を賭けて教えて貰った意味が無いですよね。
だから、その成長した “何かに” ちゃんと気づく努力をしようと思います。
それでも 「間に合う」 タイミングで動き、看取れて本当に良かったです。
私の歩んできた人生、自分の持つ価値観も、それ以外の選択肢はありません。
いわまんさんも同じ価値観なので、うなずいていることでしょう^^
私もいわまんさんから、いろいろと教えて貰っているのですよ?w
37歳というタイミングで改めて自分と向き合い、これまでとの変化に気づく。
「Reloaded」 いい記事じゃないですか。その気持ちよく分かります。
ほんと今度、一杯やりたいですね^^
旧知の友人のように呑み語れると思いますよww
おとさん #- | URL
2008/10/13 10:33 | edit
ありがとうございます
おとさん
ご無沙汰しています。
いわまんです。覚えてますか?
何故かおとさんの以前のBlogのURLはあるのに、こっちのURLが会社のPCで探せなくなって、しばらく拝見してませんでした。
かける言葉もありません。。
お疲れ様というべきか、ただ、同じ男としては一つ大きな山を越えたこれからのおとさんが、また人生を違う味わい方が出来るようになって、ますますいい男になって行くんだろうという期待をしています。
僕は「間に合う」ことを選択したおとさんで、ほんとによかったと思います。
そこで仕事を選択してしまう価値観を私は理解が出来ない人なので。。
僕は遠くにいますし、直接声すらかけられませんが、今日久しぶりに何とかおとさんのBlogを探し出し、読めていなかったエントリを全て読めて良かったと思います。
いつもおとさんには、教えられることが多いです。
僕も、男として家族にいい背中見せて行けるように生きて行きたい、強く強くそう思いました。
おとさん、この出来事をきちんと残して、僕らに見せてくれてありがとう。
必ず、近いうちにどこかで一杯、やりましょう。
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