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ちゅぱお と ちゅぱみ と ちゅぱろう - へっぽこ父さんの育児日記 -

1歳児くんと兄妹のわんぱく日記。 でも、稀に趣味日記も書きますよ^^

2016年を想う  


毎年、年末最後の記事で、おとさんは 「年度変わりの記」 というものを書き留めてきた。
その年を振り返り、感じたこと、思ったこと、または起きたさまざまな出来事をまとめ、 
そうしたものを踏まえた上で、それを超えて新しい年を迎えようという、自分なりの総評だ。

毎年、良いことも悪いこともあり、また嬉しいことも悲しいこともある。人生は一喜一憂。

そうして過ごしてきた中で、自分の考えを書き留めることは、ある意味大事なことだと思う。
人は忘れる生き物。かつての気持ち、かつての決意、かつての考え方…
そうしたものを、読み返すことで気付き、振り返ることで再認識して、また前進していく…

壁にぶち当たった時、5年前の自分や10年前の自分はどう思い、どう過ごしたのか。
いろんなところに答えは隠されている。置き忘れたものがきっと見つかる。
おかさんへの、ちゅぱおへの、ちゅぱみへの、おとさんの想い。家族としての在り方。

今年も本当にいろいろあった。だからこそ、過去も含めてあらためて振り返ってみたい。


2008年はおとさんとおかさんの “結婚5周年” だった。初めて家族4人で沖縄に飛んだよね^^
おかさんの心が大きく苛まされていた辛い時期だったので、ひとつの気分転換に。
しかしその秋は、おとさんの父が亡くなった年でもある。

- 以下 「2008年を越える」 より抜粋 -

おとさんは優しさと厳しさをもって、口先だけ表っ面だけではない確かな愛情を、
家族にしっかり感じさせていこうと、昨年にも増して強く心に誓った。
好かれ役も嫌われ役も全部おとさんでOK。叱った分だけぎゅっと抱きしめよう!

幸も不幸も人の運命なんて、いつどこで何が起こるか誰にも分からない。

でも土壇場で、溢れんばかりの大きな愛情で家族を包み込める人間になろうと思う。
飾ることの出来ないその瞬間、その刹那に、人の本心は浮き出る。
だから心の成長が必要なんだ。愛する者への “愛情の成長” が必要なんだ。

おかさんには “出会った頃よりも今”、子供らには “生まれた頃よりも今”
日々の愛情の進化をもって、さらに温かく幸せな家庭を築いていくぞ!!


父親を亡くすことで、おとさんは身近に生と死を感じ、また他の人の醜い心にもあてられ、
愛情とは何か? を軸にさまざまな葛藤を経て、こう記したのかもしれない。
愛が無ければ家族じゃない。誰よりも深い愛があるからこそ、信じ合って生きていける。
偽りの愛情なんかで家庭を守ることはできない。と、おとさんは強く思う。


壁にぶち当たった2010年。苦悩は大きく、ほんと不器用な生き方しかできない男…^^;

- 以下 「2010年の反省」 より抜粋 -

心に積もり積もったもの…めいっぱい張りつめていたものに、しこたまやられちゃったね><
でもそれもこれも “自分自身” 。元気に明るくしようが暗く沈んでいようが、自分に変わりはない。
今年ほど自分が嫌に思えた年はないが、自分は自分だ。嫌なら変わろうと努力すればいい。

人生、なるようにしかならない。だけどそこに到るまでの努力を怠ったら、なるようにもなれない。

おとさんは、家族にも友達にも 「いつもポジティブにいこう!^^」 と口癖のように言っている。
でもその言葉は、自分自身への言葉でもあったんだ。それに痛烈に気づかされた今年…


おとさんは決して強い人間でも、良くできた人間でもない。自分自身でそれを理解している。
だからこそ壁に当たり、負けてしょげることもある。それは特別なことでもなんでもない。
いつも前向きに、いつもポジティブに…、なんてなかなかできないんだよ。そんなの分かってる。
それでもカラ元気でもいいから、自分にハッパをかける。それが必要な時ってあるんだ。

うまく立ち回れない自分に苛立ちつつ、苦労をかけたおかさんへの想いはこう綴っていた。

おかさん。

夫婦なんだから力にならなきゃ! 夫婦なんだから助けにならなきゃ! 俺は旦那なんだから…
そんなことばかり思っていた。でも、そうじゃない。
おかさんに出会い、おかさんを好きになって、ずっと力になりたくて、ずっと助けになりたくて…
そして、ずっと一緒に生きていきたいと思ったから、おとさんはおかさんと結婚したんだ。

夫婦だからするんじゃない。そうしたいから夫婦になったんだ。


ちょっと考えれば気づくこと。シンプルに思えば分かること。自分にとってのおかさん。
それは結婚する前から一緒に生きていきたいと思った人。だから結婚し、それが人生となった。
他の誰かではなく、この広い世界にたったひとりしかいない。そんな奇跡的な存在。


そうした想いで2012年に贈ったスイートテンダイヤモンド。その夫婦としての心境に繋がる。

- 以下 「2012年の変化」 より抜粋 -

かつて、結婚してまだ間もない頃、おとさんはおかさんからこんな言葉を聞いたことがある。
「自分で唯一選べる家族って、旦那さんだけなんだよね」

うん、確かにそうだ。生まれてくる時は親を選べず、また自分自身が生む子も選べない。
だけど、結婚し夫婦となる相手だけは、自分自身でしっかり選べる、唯一の存在。
そうして選び、また選んでもらい、10年もの間、一緒に過ごしてきたんだね。

おとさんはおかさんに選んでもらって良かったです^^ ありがとう、おかさん。

そうして過ごしてきたけれど、でもここはあくまで通過点。この先、何十年という人生がある。
次は銀婚式、15年後だね。その時にはちゅぱおもちゅぱみも成人を迎えている。
今はまだやっかましいチビどもだけど (w) きっと立派な男性と女性に成長しているだろう。
そんな息子と娘に祝って貰える銀婚式。恐らく、照れくさそうに笑っているんだろうなw


夫婦であること、家庭を築くこと、子供を育てること、家族であること、そして生きていくこと。
ごくごく普通なようだけど、決して当り前でも、簡単なことでもない。
その第一歩である “結婚相手” として “伴侶” として、おとさんを選んでくれたこと。
そして宝石のような、ちゅぱおとちゅぱみを生んでくれた。その全てが感謝でしかない。

もう一度言おう! おかさん、選んでくれてありがとう。

おとさんは、おかさんが大好きだった今は亡きおじいちゃん、おばあちゃんに誓った。
僕が必ず幸せにします、と。 安心して任せてください、と。
空の彼方から、あの優しい笑顔で眺めてくれていますか? 曾孫たちも大きく育ちましたよ^^


そして我が家は走る家族。よく人生は “マラソン” に例えられる。

- 以下 「2014年を走る」 より抜粋 -

人生というマラソンで分かれ道に差し掛かった時、思慮をせず自ら悪路を選んだのなら、
たとえ 「この道は走るのキツイ。やっぱりやめとけばよかった…><」 と嘆いたところで、
選んだのは自分自身。自分の責任であり、他の誰かに文句は言えない。
そして人生は一方通行。通り過ぎてしまった分岐点には、そう都合よくは戻れない。
だから、ロクに考えず軽はずみな行動ばかりしていると、時に人生を狂わせてしまうのだ。

人は皆、当たり前のように生きているが、決してベルトコンベアーのように進むのではない。
自分の足で歩み、その中の様々な選択肢、様々な分岐点で、決断を迫られて生きる。
大小いろんなことを、都度、自分が決めていかなければならない。人のせいにはできない。
だからこその自分の一生。他に替えられない、一度きりの自分の人生だ。

できるならば、その選択のたびに、さらに “ひとつ先” の未来を思慮するようにしてほしい。
その言葉、その行動、その態度、その決断…それをした時、その先はどうなるのか? を。
自分が、決して暖かな道を踏み外さず、決して平凡な幸せを逃すことのないよう、
肝に銘じて一年一年を歩んでいけたら、きっと良い明日が、良い未来が待っているはず^^


気の迷い、心の乱れ、魔が差し、過ちを犯すことはある。間違いは誰にでもある。
だけど、自らが意識的にあえて道を踏み外すのはどうか? それは別の話じゃないかな。

波乱万丈な人生を歩みたいのなら簡単だ。常識も良心も捨てて事件でも起こしゃあいい。
きっと想像を超える悪路を走れるだろう。たとえ後悔をしても自業自得、後の祭りだ。
安穏と築き上げてきた幸せだって、壊そうと思えば簡単に壊すことができる。
で、人によっては、自分勝手に招いたくせに、他人のせいにして悲劇を演じたりするんだ。

でもね、いつの間にか “壊れた” ものというのは、直す意欲や直る可能性もあるけれど、
自ら “壊した” ものは直らないんだよ。仮に直せたとしても、元には戻らない。

逆に、平凡で平坦で平穏で 「平和な道」 を歩んで生きていくことは、実は一番難しい。
誰もがそれを望んでいるけど、難しいに決まってる。ひとりでは到底築けないもの。
だから、想い合う親子がいて、信じ合う夫婦がいて、支え合う家族がいるんじゃないか。

そんな家族でも、幸せだけを運んできてくれるわけではない。不幸せなことだってある。
それでもそれも人生であることを肝に銘じ、心で話し合い、解決して生きていこう!
道は、切り開こうと思う者にしか切り開けず、歩もうと思う者にしか歩めないのだから。


我が家は一緒に歩き、共に走り、幸せを分け合って、そろそろ中間地点…かな?
この先、ちゅぱおやちゅぱみに好きな人が現れ、家族となり、いずれ新たな命が育まれる。

そうして走り方が変わっても、心はひとつ。きっと同じ方向を向いて、走っているさ^^


今年一年を通して思い返すと、おかさんや子供たちにたくさんの苦労をかけたと思う。
家庭の何かがズレている場合、修正すべき立場であるはずのおとさんがうまくできずに、
そのズレが、いつの間にか溝となったこともあっただろう。

個人の考え方は異なるのだから、恐らく100%理想の家庭とか幸せなんてものは無い。
それが普通で、70%とか80%とか、少し足りないけれどその平凡な幸せを守り、
絆を深めて、いろんな困難を一緒に乗り越えていくのが夫婦であり、家族なんだと思う。

我が家は、高く望まず、無理を言わず、及第点の幸せをずっと維持していくのが願い。

おとさんはこうした性格だから、世渡りもうまくなく、どちらかと言うと損をしやすい^^;
それでも、人を騙すより騙される側で、裏切るより裏切られる側で、生きていきたいと思う。
正直に、誠実に、笑顔で、愛すべき家族と共に生きていきたい。
世の中、信じてくれている人を偽り、嘲り、平気な顔してウソをつく汚い人間もいるけど、
きっと幸せも安らぎも得られないだろうね。自分の存在がたまらなく嫌に思えるだろうから…

傍にいてくれる大切な人の笑顔に応える、自分の笑顔は、いつまでもピュアでありたい。
そして、自分の好きな人と自分の魂に、恥じることのない生き方をしていきたい。


「年度替わりの記」 を記すのもこれが最後。だからこそ、今年のまとめに限らず、
これまでの歩みやこれからの将来に想いを馳せ、願いも込めて、思いの丈を書き綴った。

もうすぐ新しい年が来る。
ちゅぱおは中学へと上がり、新しい学校生活が始まる。ちゅぱみも小学5年生に進級。
そうした新しい年にひとつ、またひとつと新しい要素を増やし、新しい我が家を構築する!
まさしくニューイヤー。そのニューイヤーを限りなく “ハッピー” にしていこう♪

未来を明るく照らし、望む幸せを逃さないよう、おとさんはしっかりと舵取りをするから、
おかさん、これからも末永く、おとさんと子供たちを宜しくお願いします^^


2016年を経て、2017年へ。それでは皆様、よいお年を迎えられますように。


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コメント

>ぺすけさん
お久しぶり&あけましておめでとうございます^^
いつも楽しんでもらってありがとう♪

私はうまくできない人間なのです。だから失敗ばかりなの。
想い合い、支え合い、そして信じ合うのが家族だけど、
なかなかうまくできなくて、時に笑顔や幸せを見失うことも…

それでも、心の寝っこの気持ちは何ひとつ変わらない。
だからそれを書き記しました^^ 愛は不変なり。


>モコさん
あけましておめでとうございます^^
勇気とか元気とか…そんな照れるじゃないですかw

20歳おめでとうです♪ 大人の仲間入り、第一歩ですね。
大人は悩み、迷い、苦しみ、いろいろと大変だけど、
きっと世界が広がって、嬉しく楽しいこともいっぱいですよ^^

反面、子供の頃を懐かしく思い、ふと帰りたくもなりますがw
たぶんそう思ったら、もう完全な大人です!

おとさん #- | URL
2017/01/04 12:59 | edit

遅くなりましたが明けましておめでとうございます!
いつもおとさんの記事には勇気をもらったり元気をもらっています^ - ^
自分も12月に20歳になり大人の仲間入りをし、大変なこともあるけれどおとさんの記事を見て乗り切ります!
いつもありがとうございます

モコ #- | URL
2017/01/03 09:47 | edit

おとさん、久しぶりです。
いつもおとさんのブログは楽しんで読ませてもらっていますが、今回は涙が止まりませんでした。こんなにも家族を想い、愛し、全力で生きることが出来るなんて。。。前へ進む勇気をもらい、来年も頑張ろうという気持ちになりました。ありがとう、おとさん!

ぺすけ #- | URL
2016/12/31 07:33 | edit

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