ちゅぱお と ちゅぱみ と ちゅぱろう - へっぽこ父さんの育児日記 -
1歳児くんと兄妹のわんぱく日記。 でも、稀に趣味日記も書きますよ^^
いじめアンケート 
2016/11/12 Sat. 18:50 [edit]
小学校で 「いじめアンケート」 が、各家庭に2部 (保護者用と児童用) 配布された。
こんなアンケートを、毎年定期的に答えているような気がする。
時代が変わり、世代が変わろうとも、無くなることなく世間を騒がす 「いじめ問題」
いじめは学校だけではなく、家庭でも職場でもネット上でも、どこにでも存在する。
そうして笑顔も希望もなく、辛く苦しい日々を送っている方は、一体どれほどいるのだろう…
小学校で配られた児童用のアンケートに書かれていたものは、概ね、以下の5項目。
① いじめにあったことはありますか?
② いじめにあった人にお聞きします。それはどういったことでしたか?
③ いじめにあっている人を見たことはありますか?
④ いじめについて、誰かに相談をしたことはありますか? それは誰ですか?
⑤ いじめをなくすため、家庭や学校ではどうしていけばいいと思いますか?
保護者用には、「子供に異変などはないか? 家庭で気をつけていることは?」 など。
そのアンケートを、ちゅぱおとちゅぱみのふたり分、書いて出さなければならない。
おとさん 「学校でさ、いじわるとか嫌なこととか、そういうのはあったりする?」
ちゅぱお 「ないよ~」
ちゅぱみ 「なーい」
おとさん 「いじめられてる子を見たことは? ケンカとかよく聞くじゃん」
ちゅぱお 「ケンカはあるけどさ、いじめとかじゃないよ。そのあと仲直りしてるし」
ちゅぱみ 「男子が女子にいじわるとかあるかな~」
おとさん 「そういうときはどうしてる? 先生に言ったりとかしてる?」
ちゅぱお 「まずはやめろって言う。んで言うこと聞かなかったら先生を呼ぶ」
ちゅぱみ 「あとでね、先生に報告する」
おとさん 「ふむふむ…」
そんな感じでアンケート欄にチェックを入れ、だいたい完成。あとは備考欄。
このアンケート、匿名で出すのではなく、ちゃんと “氏名欄” があるので、しっかり答える。
特にちゅぱお。ちょいちょい言い合いもあるしケンカもあるので、そこを理解しつつ…
「家庭ではとにかくよく話します。良い事も悪い事もいろいろ話す中で、気づくものがあり、
父親なりの助言を伝えてあげています。その中のひとつでも我が子に響けばと思います」
「学校に対しては、ひとりの発言・行動だけで決めないで、ケンカの原因、前後の出来事、
お互いの意見など、そうした全体的、多角的な見方で判断し、生徒を指導してほしいです」
…と、そのようなことを書いた。
そうしてアンケートを終えてから、ちゅぱおが書いた児童用のアンケートを見せてもらうと…
① いじめにあったことはありますか? → 「あります」
② それはどういったことでしたか? → 「悪口を言われました」
えええ? さっきはないって言ったけど、深層心理的にはあったと思っているのか??
しかも誰かに相談したか? ってところは 「誰にも相談しないで我慢した」 って…
おとさん 「ちゅぱお、前に悪口のいじめとかあったの?」
ちゅぱお 「あーそれかーそれはいいんだよ、終わったことだし^^」
アンケートは長期的なこともそうだが、書く直前にあった短期的なことも反映されやすい。
最近友達と口ゲンカをしたから、それを思い出して書いたんだそうだ。
おとさん 「そっか。分かった。でもな、イイ事も嫌な事も、何でも話してくれな^^」
ちゅぱお 「うん。でもさ、口ゲンカなんてよくあるからさ~w」
いじめは、どこまでがそうじゃなくてどこからがそうなのか、判断が難しい。
冗談やいたずらといった軽いものなのか、いじわるやいじめといった重いものなのか…
ただし、その判断はそれをする側ではなく、それをされた側が決めるもの。
たとえ冗談やいたずら程度に思っていても、相手がイヤに思うことはしてはいけない。
自分がされたらどう思うか? 逆の立場で考えたら良いか悪いかが分かるはず。
まぁ小学生だから言い合いも口ゲンカもよくあること。毎日のようにしているのだろう。
人は、ついカッとなり、つい気が立って、つい勢いで…言わなくてもいい事を言ったりする。
後先を考えず、冷静な判断をしないまま、その時の思いだけで口走ることがある。
で、引っ込みがつかなくなって後悔する。もしくはムキになり、関係を拗らせて悪化させる。
その結果、思いもよらない方向に舵がきられ、元に戻れなくなることもあるだろう…
たかが口ゲンカといって、それを軽視していて、もしそこからいじめに発展したらどうする?
ゼロとは言えない。むしろその確率は低くないんじゃないだろうか。
何が引き金になるかは分からない。知らぬ間に状況が発生していることなどザラなのだ。
だからこそ、家では父と子で、母と子で、いろいろと話す機会をちゃんと持ち、
また学校では口論の原因を、その前後の出来事を踏まえて判断し、指導してもらいたい。
きっとどこか早い段階で変事に気づけて、その芽を摘むことができるだろうと信じている。
芽が大きくなる前に、親も先生も友達も周りの人も、そしてその子ら自身お互いとも、
きっと、いじめをいじめとしないうちに解決できる道があるはずと、おとさんは信じている。
人ひとりに出来ることは限られているだろうけど、0と1では違うはず。
出来ることが無いのではない、出来ることはきっとある。それに気づき、それをやろう!
我が子はこれからさらに多感な時期に入る。父として、よくよく帯を締めて行こうと思う^^
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