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ちゅぱお と ちゅぱみ と ちゅぱろう - へっぽこ父さんの育児日記 -

1歳児くんと兄妹のわんぱく日記。 でも、稀に趣味日記も書きますよ^^

妬みとか嫉みとか  


お風呂トーーーク。今度はちゅぱおくん^^
君たち、おとさんとのお風呂を “お悩み相談室” か何かと勘違いしてないかい?w

「あのさぁ、ちょっと聞いてほしいんだけどさ…」
「ん? どした?」
「この間、体育のサッカーの授業の時にね、ケンカがあったんよ」
「ケンカした子を、…まぁ仮にA君とB君にして話すけどさ」
「お、おうw 君はさ警察24時とか、そういった特番見すぎw 何だよA君って」
「いいじゃんww」

ちゅぱおは、警察24時系の特番が大好き。必ず見るし、その後も (ミニカーで) うるさいw
将来は警察官になるとか言ってるし。確か以前にちゅぱみも同じこと言ってたなぁ~^^

「B君はさ、運動が苦手なんよ。だからさサッカーもあまりうまくないのね」
「そっかー。ちなみにちゅぱおは? ちゃんとサッカーはできる?」
「俺はシュート何本も決めれるぞ!」  「何本も!?」  「いや…、2本かな?w」
「まぁ分かったw 脱線したな。んでB君がどうした?」
「でね、B君がパスミスしたり、失敗が多くてさ、負けちゃったのよ。そしたらA君が怒って」
「 「ふざけんな! お前のせいで負けただろうが!」 って。ケンカになって大変だった」
「そのA君はサッカーうまいの?」  「少年サッカークラブに入ってる」  「なるほど」

よくある話だね。たまたまサッカーってだけで、どんなスポーツでも、授業でも、遊びでも、
この手の話しはどこでだって起こりうること。
その対象事が得意な子と不得意な子。それによって生じる気持ちや考え方、行動のズレ。

万能な子なんていない。それぞれに個性があり、得手不得手があって当たり前なんだ。
それでも、そこに勝敗が関係してくると、つい感情が高ぶりムキになってしまう。
子供だもの。勝ったときは自分の手柄だけど、負けたときは…誰かのせいにしがちだよね。

サッカークラブに入ってる子だったら、そりゃ意識も高いし、勝つ気も人一倍だろう。
でも授業は違う。勝敗へのこだわりより、協調性を養いながら伴に等しく学ぶためにある。

「そんでね、B君が 「いいかげんにしろよな!」 となって、A君につっかかっていって」
「おお、いったか!」  「それをね、俺が間に入って止めたんよ」  「マジか!?」

最近、ちゅぱおはこうした意識が芽生えている。スポーツ少年団でも指導されているから?
いや、そもそもおとさんが厳しく育てているからかも^^; まぁ本人も警察好きだしねw

「おいおいやめとけって。ケンカすんなって。そんなことしてたらつまんないぞ! って」
「なんだよおいーカッケーじゃんw」  「だって授業はさ、ケンカする場じゃないでしょ?」

おいおい、いつからそんなにエライ事を言えるようになったんだ?ww

「そしたらさ、「何かっこつけてんの? まじめぶってんじゃねーよ!」 って言われてさ…」
「けっこー文句言われたのよ」  「あらら」
「かっこつけたわけじゃないのに…。俺がしたことって、うまくなかったのかな?」

どうやらそれが本題らしい。こうしたことは、一度や二度じゃないそうだ。
別にかっこつけるつもりじゃなく、ただケンカを止めただけなのに文句を言われたことが、
ちゅぱおの心にひっかかっているよう。黙ってた方がよかったのかな? と…

「なぁ、ちゅぱお。君はさ、かっこよくない人にかっこつけてんなよ、とか言う?」
「いや、言わないと思うよ」
「じゃあさ、不まじめな態度をとっている人にまじめぶりやがって、とか言う? 思う?」
「言わないし、思わない」
「じゃあそういうことだ^^」  「???」
「つまり、A君はさ、ちゅぱおがかっこよく見えたし、まじめにも思えたんだよ」
「相手がかっこよく見えると、比較して、自分がかっこよく思えなくなり、つい妬んじゃう」
「Aの方がサッカーうまくて俺の方がヘタなのに、かっこいいって思ったの?」
「サッカーがどうとか、スポーツが得意だとか、そんなことは関係ないんだよ^^」
「人として、男として 「何か…コイツかっけーな」 って思っちゃったんじゃない?w」
「マジかよww」  にやにや笑うちゅぱおw

ほんとはそんなに単純な話しでも無いだろう。恐らくもっと複雑な感情が絡んでいるし、
A君とB君のこれまでの関係なども密接しているかもしれない。
でも、そんなことはどうでもいい。子供に複雑な深層心理を説いて、難題に悩ませるよりも、
尾ひれ背ひれを除き、理解しやすい内容や言い方で、分からせてあげた方が良い。

自分は正しい事をした、ということを理解しておかないと、次の時に対応できなくなる。

「ほら、サッカー日本代表の試合でもさ、相手の選手ともめそうになったら止めるだろ?」
「うんうん、だって止めないとレッドカードとかで退場になるしね!」
「そう。だからカッカしてる選手をキャプテンとかチームメイトとかが冷静に止めるのよ」
「それと同じことか。じゃあ良いことでいいな^^」
「うん、良いことだし、正しいこと。そして誰が見てもかっこいいことだと思うよ^^」

行動するには勇気がいる。時には正しい行動なのに、けなされることもあるだろう。
正しくない事をした人は、人に正しく指摘されると、つい妬みや嫉みを発症して文句を言う。
今回は人に言う側だったが、また別では、人に言われる側にも陥りやすい、よくある話。

それらは成長の証し。そうした小さな経験を丁寧に積み重ねることで、
いつか大きな失敗を犯さないよう、早いうちに “物事の善し悪し” を身に着けておくんだ。

ガンバレ、小さなおまわりさん♪ 壁にあたってもぶち破れーっ! (ケンカはだめよw


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