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ちゅぱお と ちゅぱみ と ちゅぱろう - へっぽこ父さんの育児日記 -

1歳児くんと兄妹のわんぱく日記。 でも、稀に趣味日記も書きますよ^^

2015年に生きる  


2015年。ひと昔前は近未来と言われていた時代。それが今。かつての未来を生きた今年。

SF映画 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』 シリーズ3部作。その第2作目となるPART2で、
1985年に生きるマーティら主人公たちは、遥か未来の時代へとタイムスリップする。
その行き先が “2015年10月21日” 。そう、今年の10月だったのだ。
今年はBTTFシリーズの30周年記念。
映画監督及び制作スタッフたちは、かつて30年後の未来をこう想像していたってことだね。

さまざまな映画関係サイトが、映画の中で描かれた未来予想図と、今現在とを比較した。 
実現できていること、まだ実現できていないこと、そして遥かに予想を超えたこと…
いろいろあっただろうけれど、未来に向けて、世界も日々成長していることが良く分かる。


では、自分自身はこの30年で、自分が思い描く未来に向けて成長できただろうか?


まだまだ学生だったあの頃。部活に明け暮れ、遊びに没頭し、エネルギッシュに生きていた。
将来に不安などなく、当たり前のように明日が来て、来週が来て、来年が来て、
春は進級、夏は夏休み、秋は運動会、冬はお正月…何もかもが当たり前にやってくる日々。

でも、人の親となった今だからこそ分かる。それは決して当り前ではなかったということが。

当たり前の生活、当たり前の日々は、そう過ごせるために親の努力で作ってもらえていた。
親が我が子に当り前の日々を作るため、一生懸命、家庭を築き上げてきたからこそ、
普通に学校に通い、勉強や運動に励み、多くの人に出会い、社会人へと成長できたのだ。

子供は、徐々に成長してやがて反抗期を迎えると、いっぱしの大人になった気になり、
自分の親に偉そうな能書きをたれることがある。自分の失敗を親のせいにすることがある。
挙げ句、親を親とも思わない暴言や暴力を振りかざす道に進んでしまう子も、いる。

そういうことは大小に関わらず、誰もが成長する過程で少なからず経験する。
でもそれは精神が、心が、まだまだ未成熟で足りないからだ。深く考えが及ばないからだ。

だが、いずれ義務教育を終え、成人を迎え、社会に出てさまざまなことを学び、
親元を離れ、結婚をして所帯を持ち、子供を授かって親の立場となったときに、必ず分かる。
自分が子育てを始め、我が子との日々を過ごすようになったら、否が応にも分かる。
自分の親が “いかに自分のために頑張ってくれていたのか” ということが。

子供は、出来る限り早くそれに気づいた方がいい。そして、親に感謝しなければならない。

「孝行のしたい時分に親はなし」 という言葉がある。
親の気持ちや有り難さが分かる年頃になって孝行したいと思っても、親はこの世にはいない。
…ということわざだ。親が生きているうちに孝行せよという戒めの言葉。

2008年9月に亡くなった父さん。晩年、自分は父さんにどこまで孝行ができていただろうか。
また遠方に住み、年に一度しか顔見せできない母さん。孝行が足りないのではないか。

かつて過去を生き、そして現在を生き、やがて未来を生きる。

ふたりの子を持つ父親として、日々頑張っているつもりではあるけれど、まだまだだ。
自分の父さん母さんと比べると、まだまだ。いかに自分の両親が偉大だったのかが分かる。
やんちゃな男4人兄弟を育ててくれた苦労。並々ならぬものがあったはずだ。
でも、あの頃は理解できなかったことを、自分は今理解している。だからこそ、今がある。

30年前、子供であった自分を育ててくれた両親。その30年後、日々我が子を育てる自分。
人生とはそうした連続の一編なんだね。永く永く、永遠に続く繋がりのひとつ。
そして、さらに30年後の未来、我が子が人の親となって子供 (孫) を育てているのだろう^^


自分自身はこの30年で、未来に向けて成長できたか? 答えは 「はい」 だ。


たぶん、こうした意識を持ち、こうして言葉として、文章として、思考を紡いでいる時点で、
成長してると言えるのだと思う。していなかったら、こんなことすらまだ書けないだろう。

親がなくては自分は生まれず、過去がなくては現在も生まれない。そして未来もない。
それを理解し、感謝し、全部踏まえたうえで、僕らは未来に生きていく。
親元から巣立ち、過去に縛られず、自分の意志という大きな翼を広げて、未来に羽ばたく。

映画 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』 PART3の中で、ドクが言う。 「未来は白紙だよ」 と。
そう、未来というキャンバスには何も描かれていない。何も決められていない。
自分のキャンバスは誰かに描いてもらうためにあるんじゃなく、自分で描くためにあるんだ。

そうして、その自分が描いた未来の先に、我が子の未来や、子孫の未来が繋がっていく。

人は決してひとりで生きているのではない。常に周りのみんなと、家族と共に生きている。
自分によがり、周りに目を向けず、耳すら貸さない生き方だけは、してはいけない。

人は間違う生き物。人は失敗し、うまくできない。だけど、人は反省ができ、成長もする。
時には自分の失敗や反省から学び得たものを、次の代で活かす場合もあるかもしれない。

できれば良いことを継承し、正しい道を歩み、歩ませ、また良いことを継承させていきたい。
自分の幸せを望むのもそうだが、親としては、我が子の確かな幸せを切に願うから^^

またひとつ時は進み、かつて近未来と呼ばれた年を超えて、新しいステージが始まる。

迎えるは2016年。未知なる未来。それは我が子にとって、小学生最後の年。
あっという間の6年間。本当にいろいろあった6年間。そんな我が子の大切な少年時代。

それをどう実り豊かにするか、父親としていろいろ考え、自信を持って尽くしてあげよう!

自分の親も、ご先祖様も、ずっと前から皆、自分に自信を持って生き、家族に尽くしてきた。
自分も、自分自身の生き方に自信を持ち、自分と家族の未来を描いて生きよう。
その自分の背を見て、我が子もまた、自分の人生を未来を、描いて生きていくだろうから。


…と、そんな普段多忙に追われ、あまり考えない将来へのあり方を漠然と考えながら、
2015年を閉じたいと思います^^; まぁたまにはいいですよねw

2016年も良い年でありますように。
そして、皆様にも良いことがたくさんたくさん訪れる年でありますように☆




ところでタイムマシンって一体いつできるのだろうか…。まだまだ遥か未来かな?
願わくば、30年後の2045年には完成してないかなww
30年後に、今の自分に会いに来てみたい。いや、自分の少年時代に飛んでみたいな♪


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コメント

>おでかけ親父さん
あけましておめでとうございます^^
やっといつもの日常が戻って参りました~w

コメントをくれた31日のその時間帯は、
ディズニーランドでスターツアーズに乗ってました☆
めっちゃ楽しかった! 寒さも大丈夫でしたよ^^

タイムマシンが作られることをいつまでも夢見つつ、
今年もヨロシクお願いしますね♪


>こももさん
あけましておめでとうございます。
いえいえこちらこそ昨年はお世話になりました^^
こうして育児ブログでの交流を通して、
全国のいろんな方と知り合えるのは嬉しいですね♪

昨年は楽しくもあり、また大変でもあったけど、
今年は楽しい方の比重をぐっと高くしていきたいです。

お互いよく笑う年となりますように~^^

おとさん #- | URL
2016/01/05 13:02 | edit

2015年、お世話になりました。
今年も引き続き交流していただけると嬉しいです。

おとさんfamilyにとって素敵な年になりますように。

こもも #- | URL
2016/01/02 15:05 | edit

いまの時代に未来から誰もやってきてないから
たぶんタイムマシーンって無いんだろうな。と思う。。。

さて、このページに目を通すのは年明けの帰った後でしょうか。
でも今は大晦日。
すぐそこの至近距離にいるんですね(^_^)
おとさんの匂いがしますよ、こっちまで (^^ )

2~3日前からグッと冷えてきました{{ (>_<) }}
浦安もきっと寒いです。
体を壊さないように年越ししてくださいねー。
では、よいお年を~(^^)/~~~

おでかけ親父 #- | URL
2015/12/31 10:56 | edit

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