ちゅぱお と ちゅぱみ - へっぽこ父さんの育児日記 -

愛すべき息子と娘のわんぱく日記。 でも、稀に趣味日記も書きますよ^^

父と息子の悔恨  


毎週日曜夜9時、楽しみに観ていたドラマ 『流星ワゴン』 が終わった。

一雄 (西島秀俊) と忠さん (香川照之) が、過去にタイムスリップできる車に乗って、
かつて 大きな後悔を生んだ人生の分岐点に戻り、それをやり直そうと奮闘とする物語。
番宣で 「日本版バック・トゥ・ザ・フューチャー」 とも謳われていたが、その決定的な違いは、
過去に戻ってどれだけ努力をしても、起きた未来は決して変わらない という厳しい現実。

アメリカンドリーム的な夢や奇跡やエンタメ性は、クールジャパンにはないのである^^;

なので毎回毎回、盛り上がる展開はあるものの、全て 夢オチ 的にさっぱり忘れてしまう。
仕事、夫婦、親子、そうした問題を何とか解決しても、結局何も変わらないって流れが続き、
このドラマは一体どーしたいのか? どういった締めに持って行きたいのか? と、
見ててやきもきした。 …というか、ずっともやもやしてたw

一雄役の西島秀俊が、みょーに演技がヘタなような棒なような感情表現が乏しいような…
息子のみょーな声の高さというか掠れさというか、いいのか悪いのか味があるのか…
そんで妻。ストーリーの端々で “とんでもなく深い闇を抱えている” という見せ方だったが、
フタを開けて見たら、…え? これはさ、身勝手やワガママの度を超してないかい?
こんな理由で生活費を使い込み、借金をこしらえ、離婚を切り出して家庭崩壊させたの?

そうしたところで冷める展開はあったけど…、まぁこのドラマの焦点はそこじゃないよね!
忠さんの男っぷり! 親父っぷり! 本気っぷり! 熱さっぷり! だよねww
香川照之はホントいい♪ 「利家とまつ」 の秀吉役からずーっと好きな役者のひとりです^^

さて、おとさんはこのドラマを最初、
自分の歩んできた人生を振り返り、後悔を生んだ分岐点を探して、それを見つめ直す。
そういうことを反面教師的に教えてくれる、諭してくれる、そんなドラマとして楽しんだ。
努力をしても未来が変わらないのであれば、ただ見つめ直すしかない。

それこそ亡くなる前に これまでの人生を走馬灯のように見る って話じゃないけど、
でも、最初からそういう位置づけで観れば、それはそれで面白いかな、と。

でも違った。

おとさんがこのドラマを観て、何に心を惹かれ、どこで笑い、感動を憶えて涙を流したか…
それは香川照之が演じた一雄の父親・忠さんの存在であり、もっと正確に言えば、
父親が、所帯を持った息子と同じ年齢で現れて、朋輩という五分と五分の親友になる。
という設定がたまらなく魅力的で、その言動に心を揺さぶられた (演技はクドかったねw

毎回、この親子のやりとりに泣かされたわ~。なんかね、男同士の語らいがイイのよ。
忠さんは最終話に、1話からの出来事を顧みて、「楽しかったなぁ~」 と一雄につぶやく。
こんなん涙腺崩壊するだろww 作り物の話しに、これほど羨ましいと思うとは…^^;

うちの父さんが亡くなってから、もうすぐ7年になる。

このドラマを観たとき、ふとあらためて思った。
自分の今の年齢だった頃の父さんって、どんな感じの人だったんだろう? …って。
年齢的には30代のときに自分ら “四人の息子たち” が生まれている。
我が家はふたりの子でも大変なのに、うるさい男が四人かよ^^; そうとう苦労したろうな。

仕事一筋で腕っぷしが強く、また割りと厳しい性格で、子供の頃は怖い存在だった。
よく悪さをしてがっつり怒られ、夜なのに玄関外に叩き出されたりしたw
それほど遊んでもらったと言う記憶がない。ほんとに作業場で働いている印象ばかりだ。

しかし、あくまで子供の頃の印象でしかなく、実際には不確かなところが多い。
ドラマのシーンにもあったが、子供視点での拙い理解や記憶と、実際の本人とのズレ。
叱る時でも、どういうことを思って叱っていたのか。叱った後の胸中はどうだったのか…

二児の父となり、その子らが小学生になった今の自分であれば、なんとなくわかる。
理由もなしには怒らないし、厳しくするときはそうすることが大切だと思うから。
そして我が子を叱った後は、叱るだけの理由があったにせよ、少なからず後悔もする。

人は何歳になろうが常に未熟だ。だけど、人は何歳になろうが常に成長できる。

晩年の父さんは性格が丸くなると共に、息子たちが一人前になったことも認めてくれて、
いろんなところで、子供たちに任せる場面が多かったように思う。
でも そう思うだけだ。 本人とそう話したわけじゃないから、本意のところは分からない。

今更に思う。もっといろいろと聞いてみたかったな、と。

ドラマでは、父親が自分と同じ年なので、互いの感情がぶつかり合ったりもするけれど、
でもだからこそ、それがいい。父さんとそんな立場で酒を酌み交わしてみたかった。
同年代と言う立場で話して、その話の流れの中で、自分の事もいろいろと聞いてみたい。

自分が生まれた時や幼少の頃、自分はどんなだったか? 父さんはどうしていたか?
今はもう叶わぬ夢…。まぁこの辺りは今後の帰省のときに母さんに聞こう^^

そしてこの先20年後くらい (?) には、うちの子たちが “今のおとさんと同じ立場” となる。
父として、我が子の心に届くような熱い言葉が伝えられるよう、心してかかろうかw


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